F式エアコン冷房能力 計算ツール by ひつじノート
❄️ F式 冷房能力計算ツール
必要なエアコン冷房能力を計算する
フエッピー氏が考案したF式エアコン容量計算シートをウェブで再現し、換気・漏気の計算式を物理的に正確な湿り空気モデルに改めたものです。気温プリセットは2025年夏の実績値を反映しています。詳しい運用方法はF式ひつじ流の解説記事も参考にしてください。
⚠️ ご利用にあたって
このツールはいち施主(ひつじノート)が学習・検討目的で作成した簡易的な参考ツールです。住宅の冷房負荷計算は気候条件・建物形状・日射環境など多くの要素が影響し、このツールだけで正確な値を得ることはできません。エアコンの最終選定は設計士や施工会社にご相談ください。より精確な計算方法については建築研究所の資料も参考にしてください。
このツールはいち施主(ひつじノート)が学習・検討目的で作成した簡易的な参考ツールです。住宅の冷房負荷計算は気候条件・建物形状・日射環境など多くの要素が影響し、このツールだけで正確な値を得ることはできません。エアコンの最終選定は設計士や施工会社にご相談ください。より精確な計算方法については建築研究所の資料も参考にしてください。
入力モード:
① 住宅の性能を入力
🏠 断熱・気密性能
W/m²K
cm²/m²
–
m²
📐 建物寸法・在室条件
m²
m
人
W
※ 在室人数と家電消費電力は内部発熱の計算に使用します。在宅ワーク・育児・ペットが多い家庭は値を増やすと精度が上がります。
② 換気の設定
💨 換気方式・換気量
(0〜1)
回/h
※ ロスガードなど全熱交換型の場合は顕熱交換率と合わせて潜熱交換率も有効ですが、このツールでは顕熱80%・潜熱70%を標準として計算します。
③ 気候条件を入力
🌡️ 外気条件(地域別プリセット)
°C
%
°C
%
※ アメダスデータは気象庁サイト(data.jma.go.jp)で確認できます。観測値として最高気温とその時間の湿度を使用します。
🏠 室内設定(詳細モードで変更可)
°C
%
④ 計算結果
必要 最大能力
(瞬間最高気温時)
(瞬間最高気温時)
—kW
外気条件を入力してください
必要 定格能力
(月間平均最高気温時)
(月間平均最高気温時)
—kW
エアコン選定の基準となる値
📋 冷房負荷の内訳
● 瞬間最高気温時の負荷内訳(最大能力の根拠)
顕熱比(最高気温時)
—
顕熱比が高い(95%以上)場合は除湿よりも温度処理が主体。再熱除湿の出番が少ない環境です。
| 負荷要因 | 最高気温時 | 平均気温時 |
|---|
✅ 定格能力の目安:定格能力は「月間平均最高気温時」の負荷に対応できる能力です。エアコンの畳数表示の定格能力がこの値を上回るモデルを選びましょう。最大能力はピーク時の目安で、余裕の確認に使います。
📐 エアコン能力の目安(参考)
| 畳数目安 | 定格 冷房 | 最大 冷房 |
|---|---|---|
| 6畳用 | 2.2 kW | 2.8 kW |
| 8畳用 | 2.5 kW | 3.1 kW |
| 10畳用 | 2.8 kW | 3.2–3.6 kW |
| 12畳用 | 3.6 kW | 4.0–4.5 kW |
| 14畳用 | 4.0 kW | 4.5–5.0 kW |
| 18畳用 | 5.6 kW | 6.3–7.1 kW |
※ 最大能力はメーカー・型番により異なります。選定時は必ずメーカーのカタログで確認してください。14畳以上が必要な場合はエアコンの2台設置(負荷分散)も検討してください。
📐 計算式と根拠
外皮伝導(顕熱)
Q = UA × 外皮面積 × (外気温 − 室温)
Q = UA × 外皮面積 × (外気温 − 室温)
日射熱(顕熱)
Q = ηAC × 床面積 × 7.33 W/m² ※F式の標準日射強度換算値
Q = ηAC × 床面積 × 7.33 W/m² ※F式の標準日射強度換算値
換気(顕熱・潜熱)
風量 = 換気回数 × 建物体積 [m³/s]
顕熱 = ρ × V̇ × cp × ΔT × (1 − ε顕熱)
潜熱 = ρ × V̇ × L × Δw × (1 − ε潜熱) ※比湿差Δw [kg/kg] を使用
※ρ = 温度・気圧から算出した乾燥空気密度、全熱交換型の潜熱効率 = 顕熱効率 × 0.82
風量 = 換気回数 × 建物体積 [m³/s]
顕熱 = ρ × V̇ × cp × ΔT × (1 − ε顕熱)
潜熱 = ρ × V̇ × L × Δw × (1 − ε潜熱) ※比湿差Δw [kg/kg] を使用
※ρ = 温度・気圧から算出した乾燥空気密度、全熱交換型の潜熱効率 = 顕熱効率 × 0.82
漏気(顕熱・潜熱)
漏気量 = 流量係数(0.65) × 総隙間面積[m²] × 基準風速(1.0 m/s)
総隙間面積 = C値[cm²/m²] × 床面積[m²]
※C値は気密測定による実測値を想定。実際の漏気量は風速・温度差(スタック効果)によって変動します。
漏気量 = 流量係数(0.65) × 総隙間面積[m²] × 基準風速(1.0 m/s)
総隙間面積 = C値[cm²/m²] × 床面積[m²]
※C値は気密測定による実測値を想定。実際の漏気量は風速・温度差(スタック効果)によって変動します。
内部発熱
顕熱 = 在室人数 × 60W + 家電消費電力 × 70%
潜熱 = 在室人数 × 45W(人体の発汗・呼気)
顕熱 = 在室人数 × 60W + 家電消費電力 × 70%
潜熱 = 在室人数 × 45W(人体の発汗・呼気)
※ 日射熱の7.33W/m²はF式オリジナルシートの換算値を継承しています。実際の日射量は建物の方位・庇の有無・窓面積によって大きく異なります。ηAC値(冷房期平均日射熱取得率)には窓面積と日射遮蔽の効果が反映されています。換気・漏気の計算式は物理的に正確な湿り空気モデル(比湿・温度依存密度)を使用しています。
📝 更新履歴
v1.0 フエッピー氏作成のF式エアコン容量計算シートをウェブで再現
v1.1 換気・漏気の計算式を更新(比湿・温度依存密度の物理モデルに改善)。根拠を明記。