2025年5月の電気代(一条工務店i-smile+と蓄電池2台)
こんにちわ@・ェ・)めー。
一条工務店のi-smile+で建築したわが家の2025年5月の電気代についてお伝えします。
大容量の太陽光発電+大容量の蓄電池を生かした建物になっているので一条工務店を検討中の方や高性能な戸建てに関心のある方の家づくりで参考になれば幸いです。
2025年5月の電気代まとめ
過ごしやすい5月があっという間に過ぎ去ってしまいました。窓開け換気も5月まで、6月からはエアコンが稼働する予定のわが家の電気代をみていきましょう。
5月の電気代トピックス
電気代は3kWh買って666円でした
売電額は1,102kWh売って18,734円でした
Looopでんきの料金体系変更がありました
昨年同月との比較はこんな感じです。電気代が約10倍になっていますね。後ほど詳しくみていきましょう。
年月 | 買電 | 電気代 | 売電 | 売電額 | 差引収益 |
---|---|---|---|---|---|
2024年5月 | 2kWh | 66円 | 1,096kWh | 18,632円 | 18,566円 |
2025年5月 | 3kWh | 666円 | 1,102kWh | 18,734円 | 18,068円 |
住まいと暮らしについて
わが家の建物と暮らし方はこちらです。
建物は一条工務店のismile+です
一条工務店のi-smile+(2022年末引き渡し)、6地域(関東のどこか)、延べ床面積30坪、Ua値0.36(G2.5)、C値0.5、太陽光パネル13.475kW、売電単価17円、蓄電池14kWh(実効容量は12.4kWh。6.2kWhを2台設置)という高気密・高断熱といえる住宅です。
オール電化なのでガス代は無くて電気はLooopでんきと契約しています。
リモートワークを中心とした暮らし
夫婦揃ってPCを使った在宅勤務、料理それなり食洗機は毎日使用、洗濯機は乾燥まで実施、お風呂はほぼ毎日お湯張りといった電気の使い方をしています。
5月でも30度近い暑い日があったのでエアコンの試運転を行いました。
温度と湿度について
温湿度が比較的安定している1階寝室を定点観測しています。1か月の推移はこんな感じです。
平均気温は23.4度、温度差は3.5度。平均湿度は12.10g、湿度差は4.98gでした。


5月なので冷暖房の不要な中間期がやってきました。窓開け換気も心地よいです。トリプルガラスの窓と気密性の高い静かな室内も良いですが、窓の外から聞こえてくる鳥の鳴き声や遠くを飛ぶ飛行機の音などに癒やされる季節です。
続いて同じ部屋で去年、2024年5月の温湿度はどうなっていたかというと…。


室内環境はほとんど一緒ですね。
年月 | 平均温度 | 平均湿度 | 温度差 | 湿度差 |
---|---|---|---|---|
2024年5月 | 24.1度 | 12.01g | 4.5度 | 6.11g |
2025年5月 | 23.4度 | 12.10g | 3.5度 | 4.98g |
電気代と売電収入と収益
5月のlooopでんきのご利用請求明細はこんな感じでした。


5月(4月17日〜5月16日)の電気代は666円でした

買電量は少ないが請求金額が一気に上がったな
1,000円未満でも十分安いんですが、例年5月は100円以下の異次元な電気代だったので急上昇してしまいました。その理由は後ほど。

パワーモニターの実績と電気に関する指標

パワーモニターからみた5月(5月1日〜5月31日)の実績です

年月 | 自家消費率 | 電力自給率 | 蓄電池利用率 |
---|---|---|---|
2024年5月 | 31.4% | 99.0% | 44.09% |
2025年5月 | 35.4% | 99.1% | 41.36% |
2025年の5月は珍しいことに4月よりも発電量が少ない月でした。例年の5月は太陽光パネルが一番発電する月になることが多いですが、今年は曇りが多かったのかもしれません。
電力自給率は99.1%でしたが一度も蓄電池を空にしなかったので実質100%です。パワコンの制御など、どうしても避けられない買電だけですね。
- 自家消費率
- (発電-売電)/発電 【太陽光で発電した電気の中で売電以外に使った電気】
- 電力自給率(エネルギー自給率)
- (消費-買電)/消費 【消費電力のうち買電以外の太陽光由来の電力】
- 蓄電池利用率
- 放電/(実効容量*その月の日数) 【1日1サイクルを100%とした1か月の利用率】
Looopでんきの料金体系変更
さてさて今月の電気代が高くなった理由ですが、わが家が契約している電力会社のLooopでんきで料金体系の変更が実施されたからです。
今までの料金プランは基本料金が無くて使った電気の量だけ従量課金になるという分かりやすいものでしたが今回から基本料金的なものが導入されています。
その結果わが家は2kW契約となって東京電力管内の託送料金461.34円+容量拠出金112.84円=574.18円が毎月かかることになりました。この574円に従量課金分を加えて666円の請求金額というわけですね。
基本料金的なものは過去1年間の最大電力需要(30分単位で一番高かった買電量)で決まるという非常に曲者です。冬の寒い日で暖房を付けている時間帯に調理炊飯と身支度でドライヤーを使うのが重なったといった瞬間的に電気を使う事があると、この時のピーク需要による契約電力が1年間適用されてしまいます。
LooopでんきのWebサイトでは下記のように電気の安い時間帯に使えば安くできるよ、と謳っていますがそれとは全く関係の無い要素で1年間の固定料金が適用されるという、ちょっとそれはどうなの?という状況になってしまいました。ここはぜひ改善を行っていただきたいと思います。
電力市場では特定の時間帯に再生可能エネルギーが余っており、電源料金が比較的安い時間帯が生まれている状況です。 当社の料金プランであれば、電気の利用を少し工夫するだけで、電気代を抑えながらも、再生可能エネルギーを無駄なく活用することができます。
https://looop-denki.com/home/
こんな状況ですが、まだLooopでんきを継続しているのはあくまで私の個人的な意向です。系統用蓄電所を設置して電気の安定供給を目指したり、CO2削減に取り組んだりという姿勢があるからです。ただ単に電気代が安くなると謳っていて会社の情報もよく分からない企業より、こういった取り組みを少しは応援していきたいです。
とはいえ値上げが続いたら違う会社に切り替えちゃうかもしれませんけど。